高橋栄一は、販路開拓、経営革新、黒字化、を実現する経営コンサルタントです。
神奈川県を中心に経営相談を行っております。
経営士、中小企業診断士の資格を持ち、経営相談、講演、セミナー等お引き受けいたします。

中小企業の皆様 経営に力を
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中小企業「元気回復薬」3服の勧め
  本稿は、日本政策金融公庫 『調査月報 December 2008 No.003』に
  掲載された記事の転載です。
 中小企業は、原油・原材料価格の高騰分を、販売価格に転嫁できていない。加えて、日本経済が2007年秋ごろから景気後退局面に入ったことなどから、中小企業の80%近くが赤字であると推測される。倒産も増加傾向にある。『中小企業自書(2008年版)』では、倒産原因は販売不振(64.9%)、既往のしわ寄せ(10.9%)、連鎖倒産(7.1%)と報告されている。2001年に469万だった企業数(非一次産業)も、2006年に420万となり、この5年間に何と10.4%も減少している。このように、日本経済を支えている中小企業は今、元気を失っている。

 そこで、中小企業の方々に元気になっていただくために勧めている回復薬を三つ紹介する。 

 一つ目は、社長は熱き情熱を持つことである。

中小企業の業績は社長によって90%以上が決まる。今こそ社長は創業時の熟き情熱を思い出してもらいたい。そうすれば、社員や株主などのステークホルダーも必ず協力してくれる。

 社長の一番大切な仕事は営業である。「お客様なくして事業はなし」だからである。社長自らお客様を訪問し、因っていることや要望を聞く。そして、それに応えていけば、ビジネスチャンスが必ず生まれる。繁盛している企業の社長は、「儲けはお客様の喜びのお返し」と言う。お客様に喜んでもらうことを社員たちと一緒に考え、実行しているのである。

 経営環境の変化を次の発展へのチャンスと捉え、果敢にチャレンジしてもらいたい。

 二つ目は、小さな改善を実行することである。

 経営資源が限られている中小企業でも、今までのやり方を少しずつ変えていくと、いつかは大差になる。池に小石を投げると、波紋は初めは小さいが、段々と大きくなるのと同じである。

 A社は、店舗の近くに大手量販店がオープンしたのでお客様が減少すると心配した。そこで通行客が増えたのを見て、店舗が目立つようにのぼりを立てた。品揃えも変えた。新規客が少しずつ増えてきた。更に発展させるために、店舗の改装を計画している。

 三つ目は、良き相談相手を持つことである。

 中小企業が経営上の課題を相談する先を調査したところ、同業者、顧問税理士、公的機関が多いことがわかった。相談相手はその内容によって決まるが、信頼できる専門家に早めに相談すると良い。

 業績が低迷している企業の社長は、同じような状況に置かれている社長と情報交換し、環境の悪さを嘆いていることが多い。ところが、業績の良い企業の社長は、より良い社長と付き合い、経営のヒントを得られればすぐ実行している。是非業績の良い企業の社長とも付き合ってもらいたい。

 経営は「実行力」で決まる。環境の悪さを嘆いても結果は何も変わらない。結果を変えたければ今までのやり方を変えることである。

行動すれば活路は開ける。

■ たかはし えいいち
  1938年神奈川県生まれ。大手企業に40年勤務。この間、購買、国内営業、海外営業などを経験。在職中に中小企業支援のノウハウを学ぶ。定年退職後の98年、イング・コンサルタンシーを開業。中小企業を元気にするべく、「情熱をもった、親身で、スピードある支援」を行っている。現在、(社)日本経営士会副会長、NPO中小企業再生支援理事長、産業能率大学兼任講師などを兼務。
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